3つのセラピー

【アロマセラピー】

 アロマセラピーとは、植物の香り(精油)を使って心身の不調を癒し、健康維持に役立てる療法です。

 「芳香療法」とも呼ばれています。精油の成分は天然のものなので、体内組織への親和性が高く、容易に代謝されて分解され血中にとどまる時間も短く最終的に尿、便、呼気や汗として排泄されます。さらに一つ一つの精油成分の作用はそれほど強いわけではありませんが、多様な成分を含むため、身体全体(心・体・皮膚)に働きかけます。それによって総合的な自然治癒力を底上げし、さらに嗅覚を通して脳へと伝わり自律神経、内分泌系、神経系にダイレクトに影響を与えます。その結果、身体のバランスが回復して、心身のストレスが軽減されます。

そして精油成分の素晴らしい作用はやはりご自身がいい香りと感じる精油を選ぶことが重要だと私は考えます。作用効果に偏らず今の自分が感じる心の声を大事にしこの瞬間を楽しむことが素晴らしいアロマセラピーに繋がります。

 

【クレイセラピー】

 クレイとは土壌から掘り出される鉱物の一種であり、粘土質を指します。

 アロマフランスのクレイは純度がとても高く農薬や化学製品の使用が厳しく制限されたフランス中南部の一帯から発掘したナチュラル100%のクレイです

数世紀の間、粘土は人間を治療してきました

人間は動物を見習い、クレイを使い始めたと言い伝えられています

クレイの持つ力、吸収、吸着、イオン交換によって毎日の生活の中で少しずつ体の中に蓄積された毒素を排出し体内循環を促進し自然治癒力を調整するのに役立ちます

 

【タッチセラピー】

 温かな手でやさしく包み込まれるように施されるトリートメントは、こわばった体を緩め、頭の疲れをほぐし脳を休ませてくれます。

 私たちが生まれる前。まだお母さんのお腹にいる間、受精卵が細胞分裂を繰り返している途中にできる胚葉の一つである外胚葉は外側に露出したものが皮膚、内側に脳と神経になります。同じところから分かれた脳と皮膚。皮膚への刺激は間接的に脳を刺激することにつながるわけです。

 また、ゆっくりしたリズムで撫でる接触も脳を落ち着かせる効果があることがわかっています。